血中酸素濃度とは?
新型コロナウイルスの影響で一気にその名を知ることになった「血中酸素濃度」。血中酸素飽和度とも言うらしく、その名前の通り、血液中に溶け込んだ酸素濃度のことだ。
パルスオキシメータと呼ばれる機器で計測する。血液の赤さを光を当てて測定しており、赤色の色の度合いをみて血中酸素飽和度を測定する機器だ。
新型コロナウイルスの拡大とともに注目を浴び、一時は品薄になって手に入れることも難しかったけれど、今ではAmazonで購入できる。
測定結果は%で出る。通常96%~99%が理想的な値とされているようで、新型コロナウイルスのような肺炎や気管支喘息など呼吸器に関わる疾患にかかっていると95%以下になることが多くなるそうだ。
新型コロナウイルスにかかった人の診断の目安は、99%~96%を軽症、96%~93%を中等症Ⅰ、92%以下を中等症Ⅱとされており、90%を下回る場合は呼吸不全として速やかに対応すべき状態で重症と判断されることがある。
血中酸素濃度92%の世界
というわけで、もしも新型コロナウィルスだったとしたら、中等症Ⅱだったわけだ。
去年の夏にも体調があまり良くなかったときがあった。その時に測った血中酸素濃度は94%だった。ちょうど先週くらいからその時と同じように体調が低調となり、血中酸素濃度を測ってみると92%。
「ヤバい、ヤバい、ヤバい。」とパートナーからは心配される始末。
去年の夏もそうだったのだけれど、熱があるわけではない。息苦しさがあるわけでもない。
が、しかし、とにかく身体が重い。怠いというより、自分の動きが鈍くなるというか、動きたくなくなるというか、まさにそんな状態。思考するのも面倒になり、思考を停止したい状態が続き、何かにつけてイライラする。
新型コロナウイルスなのか?!
そればかりは検査しなかったのでわからないが、とにかく血中酸素濃度が低くかったこの1週間はずっとそんな状態だった。
ようやく今朝くらいから復調の兆しがあり、明らかに身体も軽い。血中酸素濃度は97%まで回復していた。
どうやら血中酸素濃度、あなどれない。
パルスオキシメーターは常備して、体調が優れないときは測ってひとつの指標にすることをおススメする。
【おわり】