コロナで変わったライフスタイル
最近の楽しみは、仕事が休みの日、都内のホテルでのんびりすることだ。
といっても高級ホテルではなくて、どこにでもあるビジネスホテルに宿泊。ホテルにとっては災難だろうが、コロナのおかげで都内のホテルがとにかく安い。1泊2日、選りすぐりしなければ1人3500円くらいから泊まることができる。
ひとつ前のブログで「温泉テレワーク」について書いたけど、休日のホテル暮らしもコロナがもたらしてくれた効用のひとつだろう。
コロナ禍前の日本は空前のインバウンド需要に歓喜して、都内はホテルの建設ラッシュだった。外資系の名だたるホテルから、聞いたこともないような名もなきホテルまで、まさにしのぎを削る状況がコロナで一変。今はアフターコロナ、ウィズコロナの社会を期待して細々と営業を続けているホテルが多い。おかげで安く泊まれる恩恵を享受できている。
インバウンドのバブルが元どおりに戻るとは思えないし、戻ってほしくない気持ちもどこかあるけれど、ホテル業界、頑張って欲しい。
ホテル暮らしに味をしめた君
近ごろの君の口癖だ。
去年の11月、帯広で泊まったホテルの部屋のいつもと違う物珍しさと快適さにどうやらはまってしまったらしい。
とうとう「ちがうおうちほしいー」とまで言い始める始末。確かに、いま住んでるお家は少し狭い。君が生まれる前に君が生まれてくることは考えずに買ったお家だから当然と言えば当然なのだ。
すぐに新しい家を買うことはできないけど、都内のホテルでのんびりステイすることくらいならできる。
気分転換にもなるし、ご飯をつくる必要もない。君はYouTubeばかり見ずに済むし、プラレールばかりで遊ぶこともない。家族のコミュニケーションにもちょっとした良い変化がうまれる気もする。
君だけじゃなく、実は僕たちも味をしめたのだ。
価値ある出費、いや投資
宿泊費が安いとはいえ、交通費や外食費を含めれば総じて1泊2日で2万円前後の出費にはなるけれど、前述したとおりいろいろと十分に価値がある。
まさに建国記念日の昨日から今日にかけても都内でのんびりステイしてきたばかり。今回は秋葉原と神田からも近い、JR西日本系列のホテルでのんびりした。
ゆーっくりお風呂入ったり、ベッドでずーっと読書したり、お腹減ったら神田まで繰り出して、お寿司を食べたり、美味しい「味坊」の羊肉の串をテイクアウトして部屋でつまんだり。
興奮した4歳1ヶ月の君が部屋やお店で騒々しいのがときに難点ではあるもののそれでもやはり価値はある。
出費ではない。明日の自分たちへの投資だ。
さてさて、次回は温泉つきのホテルに泊まりたいのである。未来の自分、お楽しみに。
【おわり】